記録会を開催しました

流山ホークアイの柳川です。
「試合が無いなら作っちゃおう」という監督の一声で企画した合同記録会(非公認)。本日、第一回目を無事開催することが出来ました。

私共が企画する記録会のテーマは「勝負で勝てる選手を育てる」です。

正確なタイムを測定することは、陸連さんや各地域の大会で間に合っておりますので、私共では勝負強さを養うことに特化した記録会にしていこうと考えております。

タイムは天候や風など環境に左右されますが、試合はその時その瞬間に誰よりも1番になることが求められます。
練習での記録が良くても試合で結果を出せなければ意味がない、というのが猿山監督の考えです。

今回は猿山監督と親交の深い、セイヴアスレチックスさんにご参加頂きました。
監督の角山さんは現役の三段跳びの選手でもあり、日本選手権3位・日本ランク1位の実績をお持ちです。
セイヴの皆様、本日はありがとうございました!

猿山監督がコーチングしている実業団選手、個人レッスン会員も合わせて20名参加いただきました。
初開催ということもあり不手際もあったかと思いますが、皆様のご協力のお陰でタイムスケジュールも遅れることなく時間通り進行出来ました。

一般的な大会と比べてエントリー料は高くなりますが、陸上競技場の半日専用利用(貸切)、コーチへの報酬、企画準備の人員に費用を考えると致し方ないものと考えております。
その分、少人数のため競技場内での密集リスク軽減、ぶつかるなど怪我のリスク軽減、時間内に複数の競技に参加可能といったメリットがあります。

またここからは猿山と私で常日頃話している内容になりますが、陸上競技大会の多くは公費や寄付金でまかなわれている現状、審判員は休日に丸一日審判で借り出されてもお弁当が支給されるだけのボランティアであることが当たり前といった状況です。

一生懸命やってらっしゃる方々を批判するつもりはありませんが、いくら陸上競技が好きでもこれでは続けられないといって競技を諦める競技者を何人も見ているとのことです。
アマチュア競技ゆえのいい部分も沢山あるので、否定するつもりはありませんが、私共はサッカーやバスケを見習って選手だけではなく審判員や競技に関わる全ての方がしっかり生活が出来るレベルまで収益性を高めることを目標としております。
その為にはご参加いただくお客様により高い価値をご提供する必要があります。

タダ同然で共用のスペースを利用すればお客様への費用負担も少なく出来ますが、それで本当に価値のあるサービスを提供出来るのでしょうか。
責任の所在も曖昧で、お金を貰っていないから仕方ない、払っていないから仕方ないという方向にいきかねません。
プロ野球、Jリーグ、Bリーグなど試合で結果が出なければコーチや監督・経営陣はクビを切られます。
我々も結果を出せなければ、お客様から見放されます。
こういった危機感を常に持ちながら、サービス品質の向上、コーチのスキルアップなど常に努力と改善を行うことが重要と考えております。

今回の非公認記録会に関してもまだまだ少数派、マイノリティな立場ですので、批判や非難を受けることもあるでしょう。
それでも監督猿山はブレない信念を持って陸上競技の発展と地域貢献を目指しております。

第二回も近日中(8/30予定)に行いますので、ご賛同いただけるクラブチームの方は是非ご連絡ください。

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