走幅跳専門グループトレーニング開催

流山ホークアイの柳川です。
本日は、木更津市の陸上競技場にて個人レッスン限定走幅跳専門トレーニングを開催しました。

全中2位、ジュニアオリンピック1位の近藤選手も参加され、全国トップを目標としている個人レッスンの選手達にとっても刺激的な1日だったのではないでしょうか。

1日付き添いをしている中でふと疑問に思ったことを帰りの車内で猿山監督に尋ねました。

・今回の個人レッスン限定練習会と普段の強化練習会の違いは?

私から見るに普段の指導と個人レッスンの指導に監督の熱量や様子に差はないと感じました。差があるとするなら指導する内容と受け取る側の熱量や姿勢であると感じます。
ドラクエで例えるなら、レベル1の状態でレベル10の装備は使いこなせません。指導者からすればレベル1をレベル2に、レベル10をレベル11に成長させるためのアドバイスをします。
レベルを上げるためにはモンスターを倒さなければなりませんがそれは自主練に相当します。
1を2にするのと10を11にするのも倒すモンスターは違えど努力するということに差はありません。

早くレベルを上げるためには、コーチからアドバイスを貰える頻度を増やし、教わったことを出来る限り早く身につける必要があります。

骨格・筋肉量・神経系の発達具合など個人差があるので自主練や努力だけではどうしようもない領域もあると思われます。
しかし、個人レッスンだからといって特別に目を掛けてもらって、特別な裏技を伝授されて、特別にレベルをアップさせてもらっているということではないことが分かりました。

何か出来ることはないかと考えてのご提案です。
11/23に本日の個人レッスン限定練習会の2回目が実施されますので、流山ホークアイ会員(かけっこ教室及び選手コース)の方に限り見学可能とさせていただきます。
全中2位、ジュニオリ優勝の個人レッスン選手含め個人レッスンを受けている選手達が、どの様な姿勢でコーチから指導を受けているのか、猿山監督がどの様な声を掛けているのか、その目でご確認ください。
※現地集合現地解散
※見学のみ、指導等はできません。
※会員のご家族のみ同伴可、ご友人等は不可。
※撮影は禁止とさせていただきます。

余談ですが、流山ホークアイ創設以来初めての出来事がありました。
本日参加していたとある選手から突然『すみません!僕が走るところをこのスマホで動画撮影してくれませんか?』と言われたのです。
もちろん良いよと撮影をしたのですが私は正直驚きました。
みなさんご存知の通り、私は選手や保護者の方とほとんどコミュニケーションを取っておりません。人見知りがちな性格であるのも理由のひとつですが、特定の方と仲良くなり過ぎることで公平性を保った運営ができなくなることを考慮しての判断です。

つまり、選手からするととても話しかけづらい雰囲気であるにも関わらず、あのような行動を起こしたというのは、少しでもこの時間を有効に使いたい、少しでも強くなりたい、という想いの表れであると想像しました。

スクールは団体で動いておりますので、全員が写真を撮ってと言ったら指導がままならなくなりますが、強化練習や本日の様な機会では普段の練習以上にコーチとの接触機会が増えます。これをチャンスと思っていただき少しでも成長してやろうという気持ちを持っていただけると幸いです。

・コーチが増えてるけど何が変わるの?

こちらも監督に確認を取り私なりの解釈を共有させていただきます。
猿山監督の場合、レベル1から99まで対応可能な領域がある。
大山コーチの場合、レベル1から60まで対応可能な領域がある。
栗原コーチの場合、レベル1から60まで対応可能な領域がある。
といった具合に、コーチそれぞれ専門種目、選手時代の経験、コーチとしての実績など違いがあります。

選手としての実績かあるから必ずしも指導力が高いでもありませんし、コーチ経験が長いからといって必ずしも指導力が高いということでもないと考えております。

例えばレベル70の選手の場合、猿山監督しか対応ができませんがレベル50の選手の場合、3人が対応可能です。
レベル70の選手
レベル50の選手
レベル30の選手
の場合、どの様な布陣でコーチが対応することができるか考えると、
レベル70の選手 猿山監督
レベル50の選手 大山コーチor栗原コーチ
レベル30の選手 大山コーチor栗原コーチ
となります。

対応可能レベルの差だけではなく、見た目、話し方、伝え方、優しさ、厳しさ、理論的か感覚的か、選手との相性など他にも沢山の要素があります。
レベル1から30までが得意なコーチ、30から60までが得意なコーチという違いもあります。

特定のコーチに任せておけば全てが完璧だ、というものではありませんので、お時間の許す限りコーチそれぞれの良い部分を吸収していただければ幸いです。

最後に、今回はクラブ運営側からの視点で選手やコーチをあえて『レベル』という表現でお話しさせていただきましたが、スポーツを楽しんだり、努力をしたり、競技力を向上させようという気持ちはレベルや数値で測れるものではありません。
猿山コーチがカッコよくて憧れているから教わりたい、大山コーチの真面目で真剣な姿勢に心動かされた、といった想いは測定できませんので、選手及び保護者の方々の想いを実現できる組織をこれからも目指して参ります。

本日の撮影写真↓

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